茶神・ハチジュウハチヤーとは? 人同士の絆が強かった頃、駿河湾に四畳半の 茶室が存在した。その茶室は茶神と茶人が交流する、 憩いの場だった。 しかし、その茶室はさる初春に激しい凍霜害にあい なんと沈むことになる。 人情や茶の心、茶文化が失われつつある今 茶室で行われていた茶事を通じての和の心(輪の心)を 伝えるため、そしてお茶を守るために生まれたのが ハチジュウハチヤーだ。 お茶の事ならお手の物、この全身はすべてお茶が関係している。 一見黒く見えるこのボディは光の向きで紫になったり、 きれいな緑色になったりする。 声のトーンが高すぎるために人の耳では聞こえないので 人との会話で筆談を余儀なくされる時もある。 お茶の似合う伊達な男、挨拶はCIAO!(チャオ)なんとイタリア語だ。 一見すると怖いものなどなさそうなハチヤーだが、失われた 茶室のトラウマなのか霜が苦手らしい。
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